海外の買い付け日記

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人気のインポート雑貨、“北欧雑貨”の魅力をご紹介

オザワ スタッフ:オザワ

インポート雑貨の中でも、皆さんが特によく知っているのは“北欧雑貨”ではないでしょうか。最近では、様々なお店で北欧雑貨のコーナーを目にする機会が増えてきました。
当店のバイヤーにも北欧雑貨のファンは多く、本場のデザイナーや職人が手掛けた商品をたくさん取り扱っています。今回はそんな商品を紹介しながら、皆さんに北欧雑貨の魅力をお伝えしたいと思います!

北欧雑貨の特徴と、日本で人気の理由

日本で「北欧」と呼ばれるのは、「スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド」の4カ国、もしくは「アイスランド」を含めた5カ国であるケースがほとんどです。これらの国は、日本の北海道よりさらに北に位置するため気温が低く、中には半年以上雪が解けない地域もあるのだとか。




寒い環境で暮らす人々は、多くの時間を暖かい家の中で過ごすのだそう。気軽に外へ出てリフレッシュできないため、室内でも明るい気分になれるようにと、カラフルな色づかいの雑貨が作られるようになりました。また、家の中にいても自然のぬくもりを感じられるように、木材が多く使われているのも特徴です。

このように、日本とは全く異なる環境の中で生まれた北欧雑貨ですが、木材が多く使われているので日本の家具や住宅とも相性が良く、インテリアコーディネートに取り入れる日本人が増えています。カラフルなアイテムでも、シンプルなデザインであれば、日本の住宅にも馴染むため、取り入れやすいおしゃれアイテムとして人気が高まっているようです。

当店のバイヤーが出合った、個性的な北欧雑貨

当店が取り扱っている本場の北欧雑貨をご紹介します!


・ムーミンのオーナメントカード×Lovi


当店で初めて取り扱ったフィンランド雑貨でもあるこちらの商品は、白樺の木でできたオーナメントカードです。ハガキとしてメッセージが送れるだけでなく、受け取った側は組み立ててオブジェとして飾ることもできます。



この商品と出会ったのは、国内で開催されたインポート雑貨の展示会。珍しい見た目に思わず足をとめました。デザイナーさんにお話を伺うと、フィンランドの国樹である白樺の木を多くの人に知ってもらいたいという思いで作った商品だと教えてくれました。




通常、ハガキは差出人のメッセージや思いを届けるためのものですが、一度読んだら引き出しなどにしまってしまいがちです。しかし、それをオブジェへと変えることができれば、目につく場所へずっと飾っておくことができます。ハガキを受け取った人は、そのオブジェを見るたびに差出人のことを思い出すでしょう。
そんな風に、受け取った人に差出人との繋がりを長く感じてもらいたいという思いが込められているそうです。




・ユニークデザインの“神経衰弱”×OMM-design


続いてご紹介するのは、スウェーデンの人気イラストレーター、インゲラ・アリアニウスさんがデザインしたカードゲーム。裏返したカードを2枚ずつめくり、同じ絵柄を揃える神経衰弱が楽しめます。




インゲラ・アリアニウスさんは、日本でも北欧雑貨好きの人々から注目されており、特にかわいい動物の顔が描かれた絵皿などが人気です。この商品にもポップでキュートな動物や人間の顔が、色彩豊かなイラストで描かれています。さらに、外箱もおしゃれなデザインで、置いておくだけでインテリアとしても使えそうですよね。
これほどデザイン性が高く、おしゃれなカードゲームはなかなか見かけません。さすが本場の北欧雑貨!ぜひ多くの人にご紹介したいと思い、買い付けました。子どもだけでなく大人も一緒に、家族全員で楽しく遊んでいただけると思います。



・あたたかみのある木製スツール×KLIPPAN


最後にご紹介するのは、スウェーデンの老舗ブランケットブランド「KLIPPAN(クリッパン)」と、日本家具の6大産地に数えられている北海道・旭川にある木製家具メーカー「匠工芸」のコラボレーションで生まれたスツールです。




クリッパンは、約140年前に羊毛メーカーからスタートし、現在では羊毛グランケットやコットンブランケットなどを手がける老舗メーカー。北欧雑貨好きの間では人気があります。当店でもクリッパンの商品を取り扱いたいという思いはあったものの、入荷ルートがなかなか見つかりませんでした。そんな時、国内の展示会で出会った商品がこのスツールです。




座面のブランケットの可愛さはもちろん、木製のスツール部分のシンプルで洗練されたデザインにも一目惚れ。スツールの形は、匠工芸さんが生産しているマッシュルームスツールという商品がベースになっています。




クリッパンの商品は、販売において細かい決まりがあり、取り扱いが難しいのですが、当店の思いがメーカーの方に伝わり、お取り扱いさせていただけることになりました。 現在では、スツールだけでなくブランケットも販売しています。

まとめ

今回は、北欧のインポート雑貨について紹介しました。なかなか知る機会のない本場のアイテムが持つ魅力や、製作者の思いを感じていただけるとうれしいです。