海外買付け紀行。ドイツで出会った DONKEY PRODUCTS(ドンキープロダクツ)
当店では、バイヤーが各地で見つけた個性的なインポート雑貨を数多く取り扱っています。ワクワクするような商品との一期一会の出会いを求め、国内だけでなく海外の展示会を巡ることもあります。
今回は、2018年にドイツで開催された世界最大級の国際見本市「アンビエンテ」を訪れた際のドイツの風景や食事、そして展示会で出会ったステキなブランド「DONKEY PRODUCTS(ドンキープロダクツ)」についてご紹介いたします。
ドイツ買付け日記
初めて訪れたドイツの街は、石畳の歩道と歴史ある建物が印象的で、日本では見られない街並みについ歩みを止め、見とれておりました。
公共機関のいたるところで清掃員の方が掃除をされていて、駅や道路にはゴミがほとんど落ちていませんでした。ドイツ人と日本人は性格が似ていると言われることがありますが、どちらの国にも几帳面な人が多いのかもしれませんね。
フライト到着後、まずは食事へ。 ソーセージをはじめとしたお肉料理をたくさんいただきました。
ドイツのビールやソーセージは日本でも有名ですが、ドイツ風とんかつ「シュニッツェル」や、独特の酸味がクセになる「ザワークラウト」といった、普段あまりなじみのないドイツ料理にも挑戦しました。
世界最大の国際見本市「アンビエンテ」へ!
※2019年度データ
会場にはリビング用品やインテリア装飾をはじめ、テーブルウェア、キッチン用品、生活雑貨、ギフトなどに関連する商品が目白押し。巨大なドームでできた11会場に分かれていたので、この旅では「ライフスタイル部門」「インテリア雑貨部門」「小物雑貨(ステーショナリーなど)部門」を重点的に調査することにしました。
会場をまわっていると、ヨーロッパ雑貨の特徴である、カラフルでありながら少しグレーがかった大人っぽいカラーの商品が多く目につきました。また、日本では聞いたことがないオーガニックの名称や、初めて見る音響機器など、珍しい商品もあふれていました。
ポップでおしゃれなDONKEY PRODUCTS(ドンキープロダクツ)との出会い
ドンキープロダクツのアイテムは、「HAPPY/SMILE」というコンセプトでデザインされていて、どれもユーモアに溢れ、手にした人が思わず笑顔になるものばかり。中には少しのブラックユーモアを含む商品や、デザイン性の高いおもちゃなどもあり、子どもはもちろん、大人が見てもワクワクできます。さらに、長く大切に使える丈夫さや、家族で一緒に楽しめる仕掛けづくりにもこだわっているそうです。
そんなドンキープロダクツのアイテムの中でも特に気になった商品が、魚型のペンシルケース。口からペンを出し入れするという、ちょっとシュールなデザインで、“ジンベイザメ”のようなビジュアルをしています。実はこの魚、ヨーロッパでは「マグロ」と呼ばれているそうですが、日本人から見るとサメのように見えませんか?
ぬいぐるみのような可愛い見た目ですが、落ち着いたトーンの色合いなので、大人から見てもおしゃれなデザイン。親御さんからお子さんへのプレゼントなどに喜ばれそうです。
さらにもう1点、展示会で見つけたのがこちらのワイングラス。グラスに描かれたラインに合わせて飲み物を注ぎ、飲み口の部分を指でこすると、まるでハープのような音色を奏でることができます。複数集めれば、パーティなどで曲を演奏することができるかもしれません。実用的でありながらも、子どもも大人も笑顔になれる、まさに「HAPPY/SMILE」を届ける商品ですよね。