つくえ、つくろう。
ツアーレポート
1日目(午後)
森で自然の大切さを学び、
森の妖精きっこりーと出会い、
製材所、家具工場を見学しました。
つくえ、つくろう。
ツアーレポート
1日目(午後)
森で自然の大切さを学び、
森の妖精きっこりーと出会い、
製材所、家具工場を見学しました。
1日目、後半。海から山へ。
尾道市から移動して府中市の森に到着しました。
落ち葉のじゅうたん。早速中から何かを発見!
木と葉っぱのにおい。山の済んだ空気はおいしいね!
目的地までしばらく山歩きを楽しみます。
「こっちだよー!」子どもたちはすっかり仲良しに。
山を思いっきり走るの楽しいね!
突然森が開けた場所に到着。一足先にきこりさんたちが木を切る準備をして待ってくれていました。
木こりさんから、森の大切さについてのお話を聞きました。私たちの生活にとって森はとても重要な役割をしてくれているんですね。
森があるから今の生活が出来る。子どもたちには少し難しいお話しだったけど、真剣に聞き入っていました。
普段何気に見えている森は、実は手入れをして守っている人がいるんだという事を学びました。
さぁ、いよいよです!家や家具になる木はどんな風に切っているのかその瞬間がきました!
どうやって切るの?どんな音がするの? 実際に見る機会はないのでドキドキ、ワクワク。
みんな木こりさんに注目!子どもたち以上にお父さんお母さんがわくわくしているかも。
山の中にチェーンソーの音が響き、大きな音を立てて木が倒れました。少し離れた所でも、迫力満点です。
森を守ること。森のおかげで私たちの今があること。子どもたちの目にはどのように写ったのでしょうか。
今切ったばかりの木を間近で見てさわって匂いを感じます。「いいにおいだね!」
この木はこれからみんなが作るつくえに使われている"ひのき"の木だよ。切り口からとても良い香りがしてきます。
「なんか渦みたいなのがあるよ!」これは年輪といってこの木が何歳なのかわかります。みんな一生懸命数えてみよう!何歳かな~。
「なんだかずっと匂っていたくなるね。」それもそのはず、ヒノキにはリラックス効果があると言われているんです。
さて、切った木を何本かもらって帰ります。これから製材所に持って行き、木材にしてもらいます。
道が落ち葉で敷き詰められていて現像的だね。
おっと!
そこへ森の妖精きっこりーがどこからともなく登場!
「きっこりーって・・・?」
きっこりーは子どもたちに問いかけながら「山と海はつながっていて、自分たちが暮らすためにはどちらも大切なんだよ。」と教えてくれました。
「きっこりー、これから山も海もみんなできれいに大切にしないといけないね。」
子どもたちが、針葉樹と広葉樹の葉っぱの違いなどを知っていてびっくりしました。普段から観察しているのかな?
話終わったきっこりーが帰ろうとすると「きっこりー!待ってー!」もっときっこりーといたくて追いかけましたが、森の中へ帰っていきました。
再びお父さんたちと一緒に切った木を運びます。
切りたての木はずっしりと重たいけど頑張りました。
山の麓まで下りてきました。
家具の産地として栄えた府中は今日ものどかです。
製材所に到着。今までの森の雰囲気と違って、ここには木を加工するための大きな機械がいくつもあります。
機械のスイッチ・オン!すごく大きな音を出しながら、持って帰った丸太が柱状に加工されていきます。
あっという間に加工されて出てきました。
さっきまで丸かった木が、綺麗な四角になりました。
「すごく大きな柱だね。」
加工された表面からはヒノキの良い香りが漂います。
思わず何度も匂ってしまいます。
続いて製材所から場所を移動して家具工場へ。この工場ではこれからみんなが作るつくえも作っているよ。
家具工場では木から家具を作る過程を見学します。
沢山の家具を使って職人さん達が手際よく家具を作っています。
職人さんが丁寧に作っているからこそ、長く大切に使える家具が出来るんだね。
使う人のことを考え、心を込めて作っている事がわかりました。工場のみなさんありがとう!